前回、「ココナッツ・MCTオイルが残念ながら合わなかった話」の続きある。

【前々回】バター+ココナッツorMCTオイルコーヒー! いま、世界で話題のダイエット
【前回】 ココナッツ・MCTオイルが残念ながら体に合わなかった話

バターコーヒーの効果を劇的に高める食材、それは

 それはチョコレート。ココアだった。

 スーパーとかで売っている、バンホーテンのピュアココアパウダーだ。

 もともとはプロテインにでも混ぜようかと思って購入したものだった。

 ココアはコーヒー、ブルーベリーに並ぶポリフェノール供給源で、その効能としてあげられるのは、

  • 血流をよくする。
  • 悪玉コレステロールを押さえ、善玉コレステロールを増やす。
  • 記憶力を上げ、頭を良くする。
  • ストレスに対する抵抗性をあげ、精神を安定させる。
  • 抗酸化作用により肌が若返る。

 等々、実に様々。

 身体によい食品であることは間違いなさそうなので、なにかしらの形で食生活に導入したかったのだ。

(低品質なものだとカビ毒の心配があるとも言われるが、ヨーロッパ産のものなら品質に対する規制が厳しいこともあり安心だとか。バンホーテンはオランダのメーカーなので、その点は大丈夫そうだ)

 そんなココアを、ふと思いついてバターコーヒーに混ぜてみることにした。レシピはシンプル。

1.フレンチプレスでコーヒーを淹れる(2杯分くらい)。

2.コーヒーに、バター8g、ココアパウダーをコーヒースプーン山盛り一杯程度入れる。お好みで塩を少々。

3.ミルクフォーマーで攪拌する。出来上がり!

バタチョココーヒーの画像

バタチョココーヒー、その強烈な効果

 さて飲んでみる。

 うん、うまい。

 砂糖や甘味料の入ってないピュアココアを使っているので、スイーツ的な甘さはないが、バターや塩の味は案外ココアにもコーヒーにもよく合って、なにかチョコレート風味のおいしいスープを飲んでるようだ。

 なかなか悪くないかな、と思いいつつ、ちびちび飲んで約1分後、

「おお!?」

 実際に声に出して、立ちあがってしまった。

 お腹の底から、猛烈にわき上がるワクワク感!

 胃が歓喜している。腸が小躍りしている。腸内細菌たちがお祭り騒ぎをしている。

 身体が温まり、体温が心地よく上昇する。脳に血液が行き渡る。全身の細胞が、光を帯びたかのように活性化する。

 まさに感激の体験…だった。

 それまでは正直、「シリコンバレー式」の著者がバレットプルーフコーヒーの効果を大絶賛する言葉を、ちょっと大げさだなと感じていたのだが、いまならわかる。

 バレットプルーフコーヒーによって、彼も同じような感覚を味わったのだろう。飲み物ひとつで、自分の心身にここまでの現象が起こるとは。

 名付けて、バタチョココーヒー(そのまんま)! その効果は決して一時的なものにはとどまらなかった。

 踊り出したくなるような感覚はそのうちに落ちつくが、朝飲めば午前中は空腹感が完全にオフになるし、頭冴え冴え、身体イキイキ、やる気ムンムンで、仕事にせよ勉強にせよ、とことん捗ってしまう。

 腹部はすっとへっこむ。

 むろん即座に体脂肪が燃えて消えるわけはないが、内臓の炎症が低減したような感覚がある。

 おならが出てしまうが、それですっきり。あらたな有毒ガスが、腸内に発生する感じはない。

 またちょっと尾籠な話ですが、大小ともに便の量が明らかに増えた。

 お腹を下したり、お酒に酔っ払ったときなども排泄物の量は増えるが、それらの場合とは、排泄感が明らかに違う。

 とても気持ちよい、爽快な排泄感だ。

 大の方などは、でっかいものがぬるりと出る感じ。

 あまりにスムーズなもので、きょうはあんまり出なかったのかな、と思い排泄したものに目をやってみると、その巨大さにびっくりする、ということがしばしばだ。

 ちなみに、バレットプルーフコーヒーのレシピにおいても、オプションとしてココアパウダーを使うことはアリとされている。

 バレットプルーフコーヒーが大丈夫な方なら、そこにココアパウダーを加えることで、よりすばらしい利益を得られるかもしれない。

是非ともお試し頂きたいバタチョココーヒー

 もちろん、他の記事でもしょっちゅう言っているように「個人差」「合う合わない」はあるので、ここまで大げさなことをいっておきながら、

「なんの効果もねーじゃねーか!」

「気持ちが悪くなった! 謝罪と賠償を…(以下略)」

 といわれることもあるかもしれない。

 それでも、試してみて頂きたいなぁ、バタチョココーヒー。

 別に慣れるまで三ヶ月飲み続けろとかいうつもりはない。

 バタチョココーヒーがあなたに「合う」とすれば、最初の一杯目ですばらしい効果を体験できるだろう!

【writer : doku】