カンジダ対策ハーブミックス【iHerb・海外サプリ】

 iHerbでまたまた、日本では見かけない珍しいサプリを買ってみた。

 腸内のカビ―――カンジダを駆除するというサプリである。

体にカビが増えちゃう原因とその症状

 カンジダはカビ(真菌)の一種で、大抵の人の体内にはある程度の量、最初から存在するものだ。

 しかしながら量が増えすぎると、次第に体に悪さをするようになる。

 量が増える原因としてはいくつかあるが、やはり第一には食生活。

 糖分など、カビの好物となる甘いものを多く摂取していると、体内の真菌が増えることに繋がる。

 またなにかの病気で抗生物質を多用した場合も、真菌増殖のきっかけとなる。

 抗生物質は細菌を殺菌するが、真菌は殺せない。

 通常、腸内細菌などの細菌類が真菌の増殖を抑えているものだが、細菌がいなくなってしまうとカンジダ等真菌の天下となってしまって、体の中がカビだらけとなってしまうのだ。

 他には日常生活を送っている場所が湿気が多く、カビの多い環境であった場合も体内で真菌が増える。その胞子を日常的に吸い込むことになるからだ。

 また普段飲んでいるお薬やサプリの成分が真菌の餌となる場合もあるといわれている。

 さてそんなこんなで、体内でカンジダをはじめとした真菌が増えすぎてしまうとどうなるか。

  • 便秘や下痢、腹部膨満
  • 皮膚の炎症
  • 頭痛や関節痛
  • 集中力や知力の低下
  • 抑うつ感などメンタルの不調

 などの症状が出てくる。

 カンジダ症というと女性特有の症状のように思われているが、上記した症状であれば老若男女誰にでも起こり得る。

カンジダ対策にはまず生活の見直しから

 では体内からカンジダ等の真菌を駆除するにはどうすればいいだろうか。

 症状が重いものであれば、お医者さんにかかり抗真菌薬という真菌を殺菌するお薬を飲むこととなるが、それ以外では?

 まず第一には、前述したカビが増える原因を日常生活から取り除くよう工夫をすべきだろう。

  • 甘いものは控える
  • 部屋や浴室の掃除をよくする
  • 薬や抗生物質は(もちろん医師との相談の上)減らす方針を取る

 などだ。

 そのうえで、ハーブの力を利用してみる手もあり。

 オレガノオイル、オリーブの葉、ブラックウォールナット(の殻)といった抗真菌作用のあるハーブだ。

 今回購入したサプリは、それらハーブを利用したものとなる。

iHerbから購入したカンジダサポートサプリ

 買ってみたのは2種類。「Crystal Star カンジダ菌解毒」と「Solaray オレガノオイル」である。

Crystal Star カンジダ菌解毒サプリ

カンジダ対策ハーブミックス【iHerb・海外サプリ】

 Crystal Starのカンジダ菌解毒サプリの主な抗真菌成分は、

  • オリーブの葉エキス
  • ブラックウォールナットの殻

 である。

 他にも様々な効能があるハーブ、副腎をサポートするシベリア人参、免疫反応をサポートする成分なども含まれている模様。

カンジダ対策ハーブミックス【iHerb・海外サプリ】

 上がカプセルの写真。様々なハーブのミックスなので、ちょっと色合いは不気味だがそれだけに効果はありそう。

Crystal Star, カンジダ菌解毒, 60粒(ベジタリアンカプセル)

Solaray オレガノオイルサプリ

カンジダ対策オレガノオイル【iHerb・海外サプリ】

 もうひとつはSolarayのオレガノオイル。こちらはオレガノオイル単体のサプリとなる。

 カプセルはソフトジェルタイプ。若干緑色がかった美しい金色で、アメリカサプリにしては小さめだ。

カンジダ対策オレガノオイル【iHerb・海外サプリ】

 1カプセルに付きエキストラヴァージンオリーブオイルに抽出されたオレガノエキスが150mg入っている。1日1カプセルを食事とともに。

 飲んでしばらくすると、オレガノらしいハッカの風味が喉の奥から漂ってくる。

Solaray, オレガノオイル、150 mg、ソフトジェル 60 錠

カンジダ対策サプリの注意点。「ダイオフ」に気をつけて

 ところでカンジダ等の真菌は死んだあと、その内部に溜め込んだ毒素や有害物質を外へと排出するといわれている。

 なのでこの手のサプリを飲んでしばらくすると、その排出された毒素により逆にひどい体調不良に見舞われる場合もある。いわゆる「ダイオフ」だ。

 サプリが効いている証といえばそうなのだが、あまり症状がひどいようだとそれはそれで危険なので、そのときはサプリの使用を中断し、できれば専門のクリニックに相談しよう。

 ダイオフの症状がひどいということは、もともと体内のカンジダ症が重いものだった可能性もある。やはり医者にかかるべきだろう。(もちろん、ダイオフ関係なくサプリが自分にあってない場合もある)

 体内のカビやカンジダに対してもっと詳しく学びたいという方は、下記の書籍、内山葉子氏著「おなかのカビが病気の原因だった」を読まれるといいだろう。