杜仲の葉

 杜仲茶を飲むとお腹がすっきりする。

 実際に、お腹がへっこむ気もする。

 もちろん即座に脂肪が燃焼して消えるわけはない。内臓の炎症や余計な腸内ガスが軽減しているのだろうが、悪くはないことだ。

杜仲茶の成分と効能

 杜仲茶は、杜仲という木の葉っぱを原料としたお茶だ。

 緑茶、紅茶、烏龍茶などはどれもチャノキの葉を原料としているが、杜仲茶はそもそも元となる植物からして違うわけだ。

 だから正確には「ハーブティ」の一種といえる。

 そんな杜仲茶のメイン成分といえば、なんといってもゲニポシド酸。

 この成分が、飲む人のコレステロール値を減少させ、肥満を防止するといわれている。

 また他には、血管を柔軟にし、また広げ、血圧を下げる働きもある。

 インスリンの働きを助け、血糖値の上昇を穏やかに調整してくれる。

 また利尿作用が高く、その結果として肝臓や腎臓が活発になるとされている。

 肝臓に対する他の作用としては、胆汁酸の分泌を促進し、脂質の処理を効率化して、体脂肪を減らすといわれている。

 中国漢方の世界において、不老長寿の秘薬のひとつとされただけはある。様々な方面に対し万能の効能を持つ―――それが杜仲なのだ。

オススメの杜仲茶

 さて杜仲茶だが、日本においても通販、ドラッグストアなどでいろいろなものが売られている。

 まず第1のオススメは、オリヒロの杜仲茶。比較的安価な品だが、かつて試したとき、かなりの効果を体感できた。

 お腹すっきり、ペッタンコになり、体重も何キロか減少した。

 ゲニポシド酸をガッツリ摂りたいという方には、お馴染み小林製薬の「濃い杜仲茶」もオススメ。

 ゲニポシド酸が約8倍入っているとのこと。スゴい。

 高品質な杜仲茶が飲みたい方は、リーズナブルなお値段で本格中国茶が楽しめる「久順銘茶」の杜仲茶がいいかもしれない。

 細かく刻まれていない、ゴッツく黒い茶葉よりじっくり抽出した杜仲茶は、なかなか味わい深いものがある。

 飲めば数時間後には心身をすっきりした感じにしてくれる杜仲茶。日々の生活に取り入れてみてはいかがだろう。

【writer : emu】