エゾウコギサプリを所有している。

　毎日飲むわけじゃないけど、ちょっと元気がないとき必要に応じて飲む「たまに飲むサプリ」シリーズのひとつだ。

ソ連とアイヌが利用したエゾウコギ

　日本では北海道に自生する植物、エゾウコギ。シベリア人参とも呼ばれ（ただし野菜のニンジンはもちろん、朝鮮人参とも関連性は薄いようだ）その根皮が薬用として利用されてきた。

　北海道においてはアイヌ民族が伝統の薬として使用し、ロシアにおいては旧ソ連が薬用として研究。1980年のモスクワオリンピックにおいては、ソ連選手たちの強壮剤として利用された。

　その効果はシンプルな滋養強壮や免疫力のアップに加え、反射神経や運動能力を高める作用もあるとか。

　また脳や精神に対しても効能があり、抗ストレス、抗鬱効果があるのではないかといわれている。

オリヒロ・エゾウコギ粒

　私が使っているのは日本のサプリメーカーでお馴染みオリヒロの「エゾウコギ粒」。

　１０粒で２７倍濃縮のエゾウコギエキス100mgを摂取できる製品だ。

　1日の摂取量としては８～１２粒を何度かに分けて、ということだが、たくさん飲むのが大変なようなら、少なめにしてもいいだろう。１～２粒でも十分効く！　という声はレビューの中にも多い。

　私の一度に飲む量は３～４粒。

　飲むと、まもなく、体があったかくなってくる。

　カッカする感じではにないが、ぽわん、ぽわんとした感じだ。

　非常にリラックスした感じではあるのだが、疲れが消え、物事に対する落ち着いたやる気が発生する。

　気分が落ち込み気味なときでも、すっきりしたような、ちょっと明るくなれたような、上向きの感情になれる。精神関係にも効果があるというのは確かだろう。

　その後1日、その状態を保って、あれこれがんばれる。

エゾウコギの副作用、注意点

　エゾウコギ自体には、目立った副作用はないといわれている。

　ただこのサプリに関しては、1日あたり８～１２粒は多い！　という意見が多くある。飲み過ぎるとのぼせたような気分になるというのだ。

　まあそういう場合は少なめに摂れば良いだけではある。最初は１粒だけ飲んで様子を見よう。

　またエゾウコギのサプリ全般に関することだが、

「2ヶ月程度継続して飲んだ場合、１～２週間休止期間を取った方がよい」

　ともいわれる。

　私は前述の通り、たまにしか飲まないので気にしたことはないが、もし毎日飲み続けて不都合があった場合、あるいは効かなくなったような感覚がある場合は、休止期間を取ると良いかも知れない。