Bob's Red Mill ハニーオートグラノーラ

 シリアルを毎日のように食べるようになり、コンディションが非常に良くなったりお酒への渇望感がほぼなくなったりと非常にいい感じだとは前に書いたが……

 今回は毎度お馴染み、海外通販のiHerbより海外製シリアルを取り寄せ食べてみたので、そのレビューを書くことにする。

海外シリアルはトランス脂肪ゼロ

 最初はわざわざ海外通販でシリアルを仕入れる必要はないかなと思っていたのだ。

 理由としては2点。

  • 日常的に食べるものくらいは、手軽に近所のスーパーで買えるものでなんとかしたい。
  • 海外製品は、ちゃんとしたものであっても日本人の腹に合うかどうか不安。

 その一方で海外シリアルに興味が出てきた理由は、成分表に明記されている以下の記述。

  • Trans Fat 0g(トランス脂肪 0g)

 トランス脂肪(正確には人工のトランス脂肪酸)はマーガリンやショートニングなどに含まれる脂肪で、心身の調子や健康に極めて有害とされる脂質のことだ。

 いま現在、人工トランス脂肪酸に対する規制の動きは世界的に広がっているが、日本はまだまだそれほどでもない。

 外食なども考えると、食生活から完全に排除することは難しいが、できるだけその摂取は少なくしていきたいところ。

 ということで、ひとつ試しにと思い、買ってみることにした。

ハニーオートグラノーラの写真

Bob's Red Mill ハニーオートグラノーラ

 メーカーはボブズレッドミル社、商品名はハニーオートグラノーラ。

 ボブズレッドミル社は、以前ご紹介した、最良のレジスタントスターチ源「低温製造ポテトスターチ」の製造元でもある、穀物関係の健康食品で名高いメーカーとなる。

 裏の写真はこう。

Bob's Red Mill ハニーオートグラノーラ

 中身の写真。

Bob's Red Mill ハニーオートグラノーラ

 この中身を見たとき、わたくし、実はちょっと困惑してしまった。このように思った。

「あれっ!? グラノーラが入ってないやん。フルグラとかにオマケで入ってる押し麦はあるけど、それだけやん! グラノーラはどこ!?」

 ………はい。

 わたくし、この日まで、グラノーラというものを勘違いしていました。

 市販の「フルーツグラノーラ」などに入っている、サクサクしたアラレか揚げ玉みたいな物質―――あれをグラノーラだと思っていたのだ。

 グラノーラとは私がオマケだと思っていた、ローストされた押し麦のことで、あのアラレみたいなやつのほうが、むしろオマケだったのである(無知)。

食べてみた感想。すばらしい甘さと味わい

 さっそく食べてみることにした。

Bob's Red Mill ハニーオートグラノーラ

 牛乳は使わないスタイルなので、単に水を入れてみた写真だ(あまりうまそうな写真じゃないのはご愛敬)。

 さあどうだ? と思いながら一口食べてみたが……

 うまい! あまい!

 蜂蜜の濃厚な風味と甘さが、口の中に広がる。

 それも決して不快なところのない甘さだ。

 よく質の高いお菓子に対し、

「甘くなくておいしい」

 という「矛盾概念だけど言いたいことは分かる」的な感想が述べられることがあるが、それと同様の感覚だ。

 クドいところやトゲトゲしいところのない、上品な、それでいてしっかりとした濃い甘さなのだ。

 ほどよく硬い、ザクザクした食感も心地よし。

 日本において我々の周囲で市販されているグラノーラと比べどうだ!? と思っていましたが、コレは正直……格が違う。

 圧倒的に、この海外製グラノーラの方がおいしい。

食後の体調も良好

 食後のコンディションも良好。

 しっかり食べても、お腹が軽い。

 やはり身体に負担となる成分が極力カットされているせいだろう。

 この商品、340g入り、一食目安56gで240kcal。成人男性なら約2食分(100g程度)くらい食べたくなるかも知れないが、そこまで食べれば充足感は十分だ。

 一食分を240~480kcalで済ませられるなら、ダイエットにも有効なのではないだろうか。

 お値段的には、国産グラノーラをディスカウントショップなどで買うのに比べ少し高くなるかも知れないが、質はこちらの方がはるかに上だと感じる。

 iHerbの海外製グラノーラ―――これは採用決定。私の生活の中にしっかりと組み込むことにする。

 iHerbのグラノーラは他にも色々あるので、

 良さげなものを食べ比べ、またレビューしようと思う。

Bob's Red Mill, ハニーオート・グラノーラ, 12 オンス (340 g)Bob’s Red Mill, ハニーオート・グラノーラ, 12 オンス (340 g)

【writer : doku】