井藤漢方製薬 しじみの入った牡蠣ウコン+オルニチン

 思えばかなり長い歳月、レギュラーサプリとしてお世話になっているサプリがある。

 井藤漢方製薬、しじみの入った牡蠣ウコン+オルニチンである。

肝臓のための4種の成分

井藤漢方製薬 しじみの入った牡蠣ウコン+オルニチン

 このサプリ、よくあるお酒飲みのための複合サプリである。

 配合されている成分は、ぶっちゃけ商品名の通りだ。

  • シジミエキス
  • 牡蠣エキス
  • ウコンエキス(クルクミン)
  • オルニチン

 どれも肝臓のコンディションにグッドだといわれる成分である。

 一日の目安量は4粒。具合を見ながら、量は微調整していいだろう。私は一日1~2粒飲んでいる。

元気と気力、正常な肌をもたらす「カキウコン」

 このサプリ―――私は単純に「カキウコン」と呼んでいる―――を最初に買ったのがいつごろだったのか、なぜ買おうと思ったのかは覚えていない。

 まあ肝臓を良くしたいと思っていたのだろう。昔の私は、実にひどい酒飲みだったから。

 記憶にあるのは、これを始めて飲んだときの体感だ。

 最初は試しに、1粒だけ飲んだように覚えている。

 ビックリした。感動した。身体をどんより重くしていたダルさがたちどころに消え、ウキウキと踊り出したくなるような元気が腹の奥から湧いてきた。

 その日は一日中最高の気分で、夜もワクワクして眠れないくらいだった。

 一週間も飲み続けていると、その当時悩みの種だった全身の謎の湿疹までが、いつのまにやら消えていた。

1ヶ月ほど休止してみた

 考えるまでもなくレギュラー化した「カキウコン」。

 数年間にわたり毎日飲み続けてきたが、3ヶ月ほど前、その摂取を休止してみた時期がある。

 期間は1ヶ月程度。理由は以下の通り。

  • 毎日飲んでいると、さすがに最初の感動的な体感は感じなくなった。
  • 酒をあまり飲まなくなり、自分にはもう必要ないのではないかとも思った。
  • こういう肝臓系サプリというのは、飲み過ぎはむしろ害があるという説を聞いた。

 3番目の理由に関してだが、特にウコンに良くないウワサがあったのだ。

 曰く「ウコンは体への吸収率が極めて悪く、しかも処理しきれなかったものが体内で害をなす」とのこと。

 またシジミに関しても「常用はミネラル(主に鉄分)の過剰摂取につながり、身体を壊す」という話を聞いた。

 まあこのサプリに入っているウコン成分は抽出されたウコンエキスだし、複合サプリを、それも私の場合目安量の半分以下の摂取だったから、過剰摂取になるような心配はほぼないと思われるのだが……

 ちょうど摂取しているサプリの見直しをしていたこともあって、実験的に、休止してみることにした。

 休止した直後は、どうということもなかった。体調は良好。飲んでいた頃と変化ない。うん、自分にはもう必要なくなったのだと思った。

 しかし、2週間くらいたって、この「カキウコン」を飲まない生活にも慣れてきたころから、なんとな~く不調を感じるようになった。

 な~んかダルい。元気が出ない。身体のあちこちがカユい。

 そこでさらに2週間程度の後、あらためてカキウコンを飲んでみると、非常な充足感と共に、心身の元気が一気に目覚めたではないか。

 ギュンッっと気力と体力が湧きあがり、身体のあちこちのかゆさも、2~3日で消えてしまった。

 間もなくやはり体感と呼べるものはなくなるのだが、

「やめたら調子が悪くなる」

 ということは「何かしら効いている」のだろうと判断できる。

 一方で前述した肝臓サプリの副作用に関しては、特別感じたことはない。

 こうなると、この「カキウコン」は私にとってまさに神サプリ―――少なくとも必要なサプリであるのだと、判断せざるを得なかった。

ということで飲み続けています

 まあ考え方を変えると、このサプリがなければ慢性的な怠さや湿疹に悩まされることになるわけで、自分の体―――肝臓にはどこか悪いところがあるのではないか、とも思うのだが……

 酒をたんまり飲み続けてきた歳月は約10年。できる限り酒を控えるようになって約2年。ほぼ酒を飲まなくなったいまの生活は、まだ半年程度である。

 肝臓が完全に癒えるまでは、まだまだ時間がかかるということだろう。

 それまではこの「しじみの入った牡蠣ウコン+オルニチン」を飲み続けるだろうし、なんにせよ元気と気力に対するドーピングとなるなら利用するだろう。

 それほど高価でもないので、肝臓不調の気がある方は、1度試してみても良いのではないだろうか。

【writer : doku】