マグテインことトレオン酸マグネシウムは“脳に効く”マグネシウム!? 果たして頭は良くなるか
マグネシウムサプリについていろいろ試しまくり、何度も記事に書いてきた。
この度は、現代における最高のマグネシウムフォームであるともいわれるサプリを、iHerbより取り寄せた。
成分名はマグテイン―――トレオン酸マグネシウム。
商品名はドクターズベスト製、ベストブレインマグネシウムである。
頭脳にダイレクトに効くマグネシウム
まずはトレオン酸マグネシウムとはなんぞや、という話だが……
比較的新しく開発された、文字通りL-トレオンとキレート(結合)されたフォームのマグネシウムのことである。
極めて吸収率が良く、血液脳関門(BBB)を通過することで脳に対しても作用し、脳機能改善にまで役立つのだそうだ。
現状は発明元が特許を持っているようで「マグテイン」という商標で、各サプリメーカーなどに卸しているとのこと。要するに「マグテイン」=トレオン酸マグネシウムだ。
脳に対する作用に関してはまだ動物実験の範疇のようで、人間にどこまで効くのかは諸説あるが、吸収率の高さは確かな模様。
マグネシウムサプリ選びのキモは吸収率なので、それだけでも乗り換える価値はあるといえる。また他のフォームに比べ、胃腸への負担も非常に少ないようだ。
デメリットは―――お値段。
商品にもよるが、他のグリシン酸マグネシウムなどの半分くらいの容量で、お値段は3倍近くする。
まあこのトレオン酸マグネシウムの場合、推奨摂取量は他のマグネシウムサプリの半分くらいでいいようだが(吸収率の関係だろうか?)それにしてもお高い。
もちろんここまでマグネシウムサプリにこだわってきたのだから、良いものなら少々高くとも取り入れようと思い、買ってみた。
飲んでみた感想。認知の向上はあるか?
さてドクターズベスト製ベストブレインマグネシウム、中身の写真はこんな感じ。
毎度お馴染み、シンプルなベジタブルカプセルに白い粉が入っているだけで、サプリケースなどに適当に入れていたら他の製品と見分けがつかなくなること間違いなし! な外見である。
これ1カプセルで、トレオン酸マグネシウムが75mg摂取できる。
推奨摂取量は2カプセルを、できる限り2回に分けて、が望ましい模様。
ちなみに他社のマグテイン製品の場合、1カプセルに入ったトレオン酸マグネシウム量は48mgくらいであることが多い。
その場合は1日3回飲む。
私は1日3回は面倒なので、この75mgタイプを選んだが、量を微調整したいとか、できるだけ分けて飲みたいとかがあれば、他社製品を検討すると良いだろう。
で、飲んでみた感じだが……!
悪くはない。けれども、これまで飲んできたグリシン酸マグネシウムと、特別変わった点があるかというと……微妙。
頭が良くなったような気がしなくもないが、気分の問題の範疇かなぁ。
もちろんマグネシウムとしての心身に対する効果はしっかりある。はるかに安価なグリシン酸マグネシウムとの差異はさほど感じない、ということだ。
悪い感じがない以上、少なくともいまある分を飲み切るまでは続ける。グリシン酸マグネシウムに戻すかどうかは、残量が少なくなったときにまた考えよう。
もちろんレビュー欄には他のマグネシウムサプリと比較し特別な体感があったという人もおられるので、体質や相性の問題によって違うのかも知れない。
なんにせよ、マグネシウム上級者向けといえるトレオン酸マグネシウム。
すでにマグネシウムマニアとなった方が、さらなる効果を求めて、実験的に試してみるべき製品といえるだろう。
Doctor’s Best,ベストブレインマグネシウム,75mg,60粒
【writer : doku】