最近スーパーなどにも冷凍野菜の詰め合わせがたくさん並ぶようになってきた。

 私もよく使っている。というよりほぼ毎日食べている。

 若干調理、というより解凍に手間はかかるが、冷凍庫に保存していれば腐る心配も傷む心配もない。すでにカットされている物がほとんどだし、下処理されている商品も多いので、そのまま鍋やフライパンに放り込むことが出来る。

冷凍野菜。普通の生鮮野菜に比べて栄養は?

 さてそんな冷凍のお野菜。普通に並んでいる生鮮の野菜に比べて、品質、栄養的にはどうなの? とは気になるところだ。

 冷凍食品って、どうしてもそうでない食品に比べ身体への利益が少なそうなイメージがある。

 結論を言えば、

「別にそうでもない」

 といったところの模様。

 もちろん、冷凍する過程で野菜の質や栄養は劣化するし、解凍の過程でも劣化する。しかしながら過程を経て劣化するのは生鮮野菜も同じ。

 畑から採れ、洗浄され、市場に運ばれ、市場からスーパーに運ばれ、買われ、スーパーから各自宅へ運ばれ、冷蔵庫へしまわれ……そして調理され食される、という過程や時間により、生鮮野菜もまた劣化してしまう。

 それを考えると、冷凍野菜と生鮮野菜の品質の差は、だいたい同じようなものなのではないか、といわれている。

 もし生鮮野菜を買って、すぐには食べず冷蔵庫の中に1~2日置いておいたら……腐らないまでも、その品質は冷凍野菜よりはるかに劣化しているだろう。

便利で扱いやすい冷凍野菜。他にも利点が

 また、意外とオーガニック製品が多いのも嬉しいでところだ。

 収穫後即座に加工され、冷凍される冷凍野菜は、小売りまでへの輸送による劣化を気にしないでいいので、それほど農薬等に頼らなくてもすむようだ。

 自分はブロッコリーを中心にした野菜ミックスを一袋(350gくらい。ちょっとした丼山盛りになる)を茹でて、そのまま塩を振って食べたりバターソテーにして食べたりしている。うまい。

【writer : doku】