iHerbで初めてのマヌカハニーを買ってみたぞ。医薬品レベルというその体感はいかに?
天然の抗菌食材であり、また腸内細菌叢を非常に良好にしてくれるものとして、古くから世界中で愛されてきたのが蜂蜜だ。
この度はその蜂蜜の中でも、特に健康効果が高いというマヌカハニーを、iHerbにて買ってみた。
Manuka Health社製のマヌカハニー。
私にとっては初めてのマヌカハニーとなる。
マヌカハニーを試そうと思った理由
私がマヌカハニー―――というより、蜂蜜に注目し始めたのは、やはりその殺菌効果及びそれによる健康作用を得たいと思ったからだ。
さらにいえば、悪い細菌がもたらす体調不良が、自身の人生の質を下げているのではないかと感じたからでもある。
風邪を引いた、というほどではない。しかしなんだか元気が出ず気分が悪い。そういうとき、お茶だの蜂蜜だの、「菌に効く」飲食物を摂るとすっと楽になる―――そんなことが多いからだ。
緑茶、紅茶、生姜、にんにく…そういった食品の効果を幾度も体感してきた私だが、やはり抗菌食材といえば蜂蜜だ。
そこで「いい蜂蜜」といえば―――ということでネット検索すれば、大抵はマヌカハニーの名前が出てくる。
これは一度試すしかないだろう、と、そう思ったわけである。
マヌカハニーには独特の成分もあり
しかしながら、そんな私にもひとつの誤解があった。
よく名前を目にする「マヌカハニー」、ただ単純に「いい生蜂蜜」だと考えていたのだが、どうやらそうではないらしいのだ。
マヌカハニーのマヌカとはニュージーランドにのみ存在する植物の名前で、マヌカハニーはその花の蜜をミツバチが集めたものとなるが、そこに含まれるのがマヌカ独自の成分「メチルグリオキサール(methylglyoxal)」。
こいつが非常に強い悪玉菌殺菌効果を持ち、ただでさえ殺菌力を持つ蜂蜜をより強化しているのだとか。
ちなみにこの商品に記載してある「MGO100+」というのはその有効成分の含有量を示す数値で、悪玉細菌を退治するためにはこの「100+」くらいはあったほうがいいとのこと(マヌカハニーのパワーを示す単位には他にも色々あるようだが、ここでは割愛しよう)。
本場ニュージーランドでは医薬品扱いされることもあるというマヌカハニーのパワーをきちんと得られる製品といえる。
マヌカハニーに金属スプーンはダメ? という説
さてそんなManuka Health製マヌカハニーだが、蓋を開けてみたらこんな感じ。
内蓋があるので、それを開けたらこんな感じ。
透明度はなく、黄色っぽい蜂蜜である。
すくうときは、プラスチックのスプーンを使用した。
というのも、マヌカハニーは金属スプーンを使うと、化学反応により有効成分が消失してしまう……という説がある、らしいからだ。
ずいぶんと曖昧な言い方になるのは、その「金属スプーンはダメ説」、日本独自の都市伝説のようなものだ、ともいわれているからである。
実際、本場ニュージーランドでは「金属スプーンはダメ」なんていわれてない、という話も。
とはいえちょっと気になるのも確かなので、金属ではなくプラスチックのスプーンを使っているわけだ(プラスチックはOKだそうな)。
本格的で高価な木製ハニースプーンなどを買うのは大変だろうが、プラスチックのものなら自宅にもあったので、念のため、そうすることにした。
食べてみた感想。食べ過ぎには注意すべきか
さて食べてみた感じだが…十分おいしい。
一説によればマヌカハニーは健康効果の代償としてクセがあり、あまりおいしくないという話もあったが、この製品(MGO100+)に関してはそんなことはない。
練りあんのような印象の味わいだ。
さて薬効の体感だが、普通の蜂蜜と異なり、確かになにかパワフルなものを感じるように思う。
しばらくは継続してみたい。
しかし一方、ある程度実験してみた後はたまにの摂取でいいかな、とも感じている。
その理由はやはり感じるパワフルさだ。常用ではなく、体調不良のときだけにしておくのがよいのではないか、と思わなくもない。
本場ニュージーランドでは、有効成分が高濃度のマヌカハニーは医師の処方箋なしでは入手できないといわれている。
だから「(薬と同じように)すばらしい効能を持つのだ」という意見も多いが、処方箋がいるというのは「(副作用の心配があるので)乱用させないため」であるとも考えられる。
そういう点で、日本においては医師の許可なしに入手できるマヌカハニーではあるが、自分でもそれなりに気を付けて利用した方がよいのではないか、とも思うわけである。