No.1光脱毛機、ケノンを4年間使用してのレビュー。効果をより感じやすくするコツや裏技、不具合対策も
国産家庭用光脱毛機の雄、ケノンのシャンパンゴールド色を買ってみた。バージョンは8.7である。
実はケノンの購入、これで2回目なのである。初代は4年前くらいに購入し、ちまちまと光脱毛をやっていたのだ。
ケノンの買い替えを決めた理由
買い替えを決めた理由としては、4年使用してきて、動作がちょっと不安定になってきたことにある。ハンドピースの部分に、放熱用のファンがついているのだが、それが動かないことが多くなり、そうなると本体も(安全措置の一種として)エラーを吐いてとまってしまい、次のフラッシュが打てなくなるのだ。
修理を頼むこともできたが、ネットの情報によれば、本体の寿命はせいぜい4~5年というのが現実的な模様。それなら買い替えるかなあ、と考えた。
さらにいうと、ケノンは年々バージョンアップしているそうであるが、特に今回のバージョンより、ケノン史上最もパワーの強い「ストロング2・カートリッジ」というのが使えるようになったそうな。
そいつを試してみたいと思ったのも、買い替えを決意する要因となった。
届いた2代目ケノンを写真と共に紹介
さて届いたケノンを見ていこう。
外箱。
開封。説明書と注意書き。
本体と電源ケーブル。メタリックなゴールドボディが美しい。
蓋を開けてみた。ハンドピースに最初からついているのは付属のプレミアムカートリッジ。
付属のポーチ、サングラス、保冷剤。
ケノンのカラクリとおおまかな使用方法
ケノン、というか光脱毛機のカラクリというのは、毛に対して強烈な強い光を瞬間的に当てることにある。
光は黒い色素に対して熱を与える。紙に塗った黒い点に虫眼鏡で太陽光を収縮して当てると、次第に焦げて煙が出てくるが、それと同様だ。
黒い毛に光で熱ダメージを与えることで、毛を弱らせ、生えてこなくさせるわけだ(よって体毛の色素が薄めの個人および人種には効果が薄く、白髪になった毛には効かない)。
使用方法はおおまかに、
- 事前にケアする箇所の毛を剃るか切るかしておく(前日か前々日)。
- 電源ケーブルをつなぎ裏のメインスイッチをオンにしておく。
- ケノン本体を立ち上げ、照射のパワー(10段階)などの設定を行う。
- ケアする箇所を凍らせた保冷剤で10秒くらい冷やす。
- ハンドピースの先端(カートリッジ)をケアする場所に当てる。
- ハンドピースのスイッチを押しフラッシュ放射!(その際、強い光が生じるのでサングラスをし目を閉じておく)
- フラッシュを当てた箇所を、保冷剤で10秒くらい冷やす。
という流れ。その後は4~7を延々繰り返す。やりたい箇所への照射がすべておわったあとは、ローションなどでお肌をケアする。
(※ケノンはその性質上、誤った使い方をしてしまうとかなりの痛みや肌トラブル、最悪やけどの可能性も生じてくる。実際に使用する際は、説明書や注意書きを熟読してからにしよう!)
ケノンの効果のほどは? 本当に生えなくなる?
さてそんなケノンだが、そもそも本当に効くのか、というのが多くの人の気になるところであろう。本当ムダ毛が生えてこなくなるのか?
¥69,800という、決して安価ではない商品を2度も購入した私にいわせれば……本当に効く。本当に生えなくなる。
ケノンをはじめて最初のうちは、説明書通り1箇所につき1週間おき程度にケアを続けた。
ものの数ヶ月で、もともと毛の少ない箇所、毛の薄い箇所(手や足の甲など)は毛が生えなくなり、全体的にもぱっと見ではムダ毛のない体になれた。
半年ちょっとも続けると、ほぼ全身ツルツルといってもいいのではないかという状態になったので、ケアの頻度を落としてみることにした。2~3週間に一度くらいの頻度で、全身をケアした。
1年と少し経ったころには、そんなに一生懸命やり続ける必要もないかな、と思い、いったん中断してみた。
2ヶ月くらい放っておくと……さすがにある程度は復活してくる。とはいえごく薄めの毛が、部分的にちょびちょび生えてくるだけである。傍目には、ムダ毛のある体には見えない程度の発毛だ。これは脇など、剛毛箇所に思える部分も同様である。
それなら月に1回くらい、毛が蘇ってきた部分だけケアすれば十分と思い、それからはその頻度・やり方で4年目まで使い続けている。
もちろん元々の体毛の濃さなど、個人差によって効果に差異はあるだろう。また使用者がどの程度の脱毛状態を望むのかによっても満足感に差は出てくるとは思う。
私のカラダにも、産毛かちょっと濃いめの産毛程度の毛であれば残っているし、生えてもくる。だがそのくらいであれば気にはならない。目を凝らしてチェックでもしなければムダ毛は見当たらないし、手で撫でてもサラサラしている。
個人的な満足感としては十二分だ。
男性のヒゲにはストロングカートリッジを
ただそれは首から下の話で、顔―――つまり男のヒゲはなかなかにてごわい。
ヒゲの脱毛を望む場合は、ストロングカートリッジを使用すべきだろう。だがそいつを使ってもそう簡単には消えてくれない。
それでも一生懸命続けていれば、やはり薄くはなる。数も少なくなる。
4年続けた結果、頬と口まわりは、どうにもしつこい太めの毛がちょびちょびとまばらに生えてくるくらいにまで減らせた。
いちばんてごわいのは顎と顎下である。ケノンを始める前に比べれば格段に減りはしたが、それでもいまだに太い毛が一定量生えてくる。
新登場のストロング2カートリッジには、そいつらをなんとかやっつけてくれることを期待している。
ケノンのケアは痛い? 熱い?
前述通りケノンは強烈な光により、要は毛を焼くわけである。
毛自体に神経はないが、光を受けた毛が発する熱はその周辺の皮膚にも伝わり、熱さとともに強い痛みを感じる。
よくケノンの痛みとして「ゴムパッチンを数倍強烈にしたもの」という比喩を聞くが、なかなかに秀逸であると思う。実際そんな感じなのだ。
これは、ある程度仕方がない。痛いから効くのだ。
その痛みを少しでも緩和する方法としては、説明書や注意書きでしつこくいわれている通り、使用の前後に保冷剤をしっかりと使い、がっつりと冷やすことにある。
あとは慣らしも重要だ。ケノンの照射レベルは1~10の10段階である。
最終的には10を目指して欲しい(特に男性は、10でなければ期待する効果は得にくいと思う)が、はじめのうちは低いレベルから始めるべきだろう。
週1のケアごとに少しずつレベルをあげ、徐々に体を慣らすのだ。
慣れてしまえば、レベル10でも案外平気になる。
(※ただしこの慣れというのもクセモノで、慣れてきたからって保冷剤による冷却を適当にやっていたらヤケドしてしまい、しばらく痛みとヤケド跡を引きずるハメになったりもする。私は1回やらかした)
痛みや熱さとはまた違うケノンのつらさは作業そのもの
ケノンには痛みや熱さとはまた違うつらさも存在する。
それは脱毛の作業自体だ。
もし全身の脱毛を望むなら、冷やして、照射して、また冷やして……という作業を、何十回何百回とくりかえすことになる。これはしんどい。げんなりする。
コツとしては、一気にやろうとはしないことだ。今日は顔の日、明日は腕の日、脇の日、胴体の日、右足の日、左足の日……など小分けにして行い、各部位につき1週間以上のインターバルが開くようにすればいいだろう。
また根を詰めすぎないことも大切だ。せっかくやるんだからムラなくケアしたいところだろうが、完璧にそれをするのは難しく、そしてしんどいのが現実である。
また長年やってなお、若干量の毛が復活するのは避けられないし、そのときはどうせまばらに生えてくる。
長い目で見て、全体の毛を少しずつ減らしていくつもりで、ある程度おおざっぱに、のんびりとケアを続ける方が精神衛生的にも良いと思う。
ケノン用の保冷剤は追加購入した方がいい
そんな脱毛作業に必須の保冷剤だが、付属のものは結構小さく(約40gで、10cm×7.5cmくらい)、しかも2つしかないのはやや心許ない。
小さいと、面積的には問題ないかもしれないが、早くに溶けてしまい、冷却不能となって、脱毛を途中で中断せざるを得なくなる。
私は上の保冷剤を別途購入して使用している。大きめなぶん(約100g、14.5cm×9cm)、なかなか溶けないし、数もこれだけあれば十二分だ。また、ある程度の大きさがあった方が使いやすいようにも感じる。
ケノンはVIOの使用もOK
ところで公式サイトを見ていると、ケノンはVIOへの使用も、粘膜部分以外であればOKとあった。
記憶違いなら申し訳ないが、むかしはダメって書いてあったような…? まあ、やろうと思えばできたので、私も他のユーザーも、自己責任の上でそういった部分にもケノンを使用していたものだ。
デリケートな部分であることは間違いないので、やるなら他の箇所より照射レベルを低めにし、事前事後の冷却をしっかり実施した上で、慎重に行うといいだろう。脱毛の後のローションやクリームでのケアも入念にしたい。
VIOもまた剛毛エリアだが、個人的にVIOの毛は、脇よりは強く、髭よりは弱いといった印象だ。
ケノン使用後のお手入れはウェットティッシュなどでOK
ケノンは使用したら結構汚れる。
強烈な光により焼かれた毛の、焦げのようなものが付着するのだ。
上の写真は使用後のプレミアムカートリッジ。お手入れの方法としては、濡らした布か、ウェットティッシュようなもので拭けばきれいになる。
ただし長年使っていると(そして使用後のお手入れを怠っていると)、下の写真のようにカートリッジのプラスチック部分にどうしても取れない汚れが固着する。
これに関してはしょうがないし、気にしなくていい。特に機能に影響するものではないからだ。
やすりなどで削れば取れるかも知れないが、それはやめておこう。
誤って照射機能に関わる部分―――ライトの光を通す透明な板や、プレミアムカートリッジであれば鏡面になった部分など―――を傷つけてしまうと、完全に使えなくなってしまう危険性もある(私は一回やらかした!)。
ケノンが肌を感知しなくなったらワセリンを使おう
そういえば以前、ケノンを使っていてこんな不具合があった。
ケノンはハンドピースに取り付けたカートリッジを肌に押し当てると、それを感知して照射可能な状態になるのだが、あるときその肌感知がさっぱり反応しなくなり、照射ができなくなってしまったのだ。
故障だと思い、サービスセンターにTELした。事情を話すとサービスセンターの人より、
「ケノンは肌の静電気を感知して、カートリッジが肌に接触していると判断します。現状、その静電気を感知しにくくなっていると思われます。カートリッジの肌を接触させるプラスチックの部分に、ハンドクリームなど油分のあるものを塗ってください。それで直るかも知れません」
との助言をいただいた。
最初はハンドクリームねぇ…と疑わしい気持ちだった。家にハンドクリームがなかったので、とりあえず手持ちのワセリンを塗って試してみると―――本当に直った。きちんと肌を感知して、照射もできるようになった。
確か冬場の乾燥した時期だったように思う。肌の脂っ気がなくなり過ぎていたことが原因だったのかもしれない。
ともあれ、ケノンが肌感知不良により動作しなくなったときは、このようにワセリンを照射口あたりに塗ってみると良いかもしれない。
ちなみに後に安めのハンドクリームを買ってきて、それも試してみたが、ワセリンを塗ったときよりは感知力が悪かった。またクリームのさまざまな成分が照射力を低下させ、コゲや汚れの原因になるような様子もあった。
ワセリンをお持ちなら、ワセリンの方がいいと思う。
ケノンの寿命とコストパフォーマンス
前述した通り、使い方にもよるだろうがケノンは4~5年で何かしら不具合が出てくることが多いようだ。
買い替えるか修理するかは悩みどころ。修理の方が当然安いけれど、せっかく直してもらった後で、またすぐ別の箇所が壊れないとも限らない。
4年以上使っているというなら、買い替えた方がいいのではないかと思う。
¥69,800を48ヶ月使ったとすると、月額は¥1454である。脱毛サロンなどに通うことを考えれば格安といっていい。すばらしいコスパだ。十分にもとは取っている。
またこの4~5年というのも、おそらくケノンを始めた1台目の話であろう。
ケノンを始めたばかりの頃というのは、それはそれは機械を酷使する。週1のペースで全身にフラッシュを当てまくるのだから。しかしだんだんムダ毛の少ないカラダになるに従って、次第に使用の頻度、ケアする箇所共に減少してくる。
そう考えると、2台目以降であれば、8~10年くらいはもってくれるのではないか……そのように期待している。
基本ケノンは毛を抜いてはならないが、状況によってはありかも
ケノンはケアの前日か前々日くらいに処置する箇所の毛を剃り、それらが芽を出す程度にちょびっと復活してきたところに照射する、というのが基本だ。
よってムダ毛を抜いてはならない。黒い色素を持つ毛がそこに存在しなければ、どれだけ光を当てても無駄だからだ。
しかしながら状況によっては、毛を抜く脱毛と併用するのもありかと、個人的には思っている。
ケノンを使い続けている人なら同感してもらえると思うのだが、ケノンは細くやわらかい毛に関しては、ほんの数度のケアで綺麗に消え失せ、生えてこなくなる一方、太く硬い毛に関しては何度やってもびくともせず、細く、薄くなる気配すらなかったりする。
ゲームで例えるなら、敵の防御力が高すぎて、どんなに攻撃してもダメージ0が延々続き、何も変わらない―――そんな印象だ。
そんなしぶとい毛に関しては、あえて抜いてみる。これは体質的なもので個人差があるかもしれないが、私は毛を抜くと、若干毛が細くなって生えてくるタイプである(それからちょっと時間をかけ、もとの太さに戻る)。
そんな、復活したてで弱ったところにケノンを照射するのだ。
敵の防御力は低下しているので、ダメージが通るようになって、不死身のように思えた毛もだんだんと薄くなり、やがて生えなくなる。
私はそんなやり方で、特にヒゲの量をかなり減らした。
繰り返しになるが、これは体質次第なところもある。人によっては、毛を抜くと太くなってしまうという人もいるからだ。私のように、毛を抜くことで一時的にでも毛を細らせることができる体質の人なら、試してみてもいいかも知れない。
豆乳ローションを併用することでケノンの効果が増加
豆乳ローションを併用するのもいいアイディアだと思う。
豆乳ローション。試したことがおありだろうか? なくても、聞いたことくらいはおありだろう。
大豆に含まれる、イソフラボンという女性ホルモン類似物質を利用し、ムダ毛の発毛を抑制するという化粧水だ。
なかなか興味深いシロモノだが、豆乳ローションを単体で試したことのある方―――どうだっただろうか? 効いているような、そうでもないような? ちょっと毛が柔らかくはなったかな? …そういった微妙な体感だったのではないだろうか。
そんな単体での効果はなんともいえない豆乳ローションだが、ケノンと合わせるとなかなかの効力を発揮する。
単純な話で、仮に毛を柔らかくするだけでも、ケノンが効きやすくなるからだ。
アフターケアにおいてもペタペタ、普段のスキンケアでもペタペタ、とやっていれば、次に生えてきたとしてもさらに柔らかく、細くなっている。ますますケノンが効きやすくなる。
豆乳ローションにもいろいろあるが、どうせなら効果の強そうなものを選びたい。やや高価だが、ムダ毛ケア用として高名な「パイナップル豆乳ローション」がいいだろう。
本体同時購入で割引となるカートリッジは買うべきか
ケノンのカートリッジとは、ハンドピースの先端に取り付ける部品で、実際に肌に当て、光を放出する部分になる。
カートリッジは取り外し・取り替えが可能で、また何種類かあり、それぞれ特徴がある。
ケノンは本体を購入すると、プレミアムカートリッジという優秀なカートリッジが付属品として付いてくるが、それとは別にカートリッジを購入することもでき、本体購入と同時に頼むと、格安で買うこともできる。
買うべきか否か、買うなら何を買うべきか、悩みどころだ。これについて私見を述べておく。
◆プレミアムカートリッジの予備
ケノンの基本であり最も優秀なカートリッジであろうプレミアムカートリッジ。本体の付属品でもある。
プレミアムカートリッジの最大の特徴は、とにかく長寿命であること。公式サイトによれば、全身処理できる回数が1216回とある。一年がだいたい52週間なので、週一で全身ケアを続けても23年(!)くらいもつ計算となる。
実際に23年間も使い続け、それを実証した人はいないだろうし、現実のところどうなのかは不明だが、なんにせよ寿命を心配して予備を買う必要はない。
カートリッジより本体の方が先にダメになるだろうし、それで本体を買い替えたなら新しいプレミアムカートリッジが付いてくる。
また大きさも手頃で、照射の威力もストロングに次いで強い。大抵の場合は、本体に付属されるこれ1個で十分だろう。
プレミアムカートリッジの予備を買うとすれば、「万が一の紛失や故障に備えて」か、あるいは「複数人で使うのでそれぞれ専用のカートリッジが欲しい」という場合だろう。
◆ストロング(ストロング2)カートリッジ
ゴリラのように剛毛な人か、ヒゲをなんとかしたい男性におすすめなのがストロングカートリッジだ。
その名の通り、ストロングカートリッジの威力はケノンカートリッジの中でも最強。上述したように、あまりに防御力(太さ、硬さ)のある毛はプレミアムカートリッジをもってしてもダメージ0が続き、何度やっても弱りもしない、という場合がある。
そんな強すぎる毛に対しても、ストロングカートリッジならダメージを通せるかもしれないのだ。
照射面積が狭いので時間はかかるが、照射レベルを下げればプレミアムカートリッジの代わりにもなる。
予備のカートリッジが欲しい人は、ストロングを買っておくのもひとつの手かもしれない。
念の為の予備としても、どうしてもてごわい毛があった場合の切り札としても使えるからだ。
◆エクストララージカートリッジ
照射面積が、プレミアムカートリッジよりひとまわり大きいのがエクストララージカートリッジだ。
顔など細かい部分には使いにくいものの、広い箇所であればまとめてムダ毛をケアできる。
しかしながら威力はプレミアムカートリッジより弱め。またチャージに少し時間がかかる(ケノンは照射ごとに、充電のための待ち時間があるのだ)。
チャージ時間といっても数秒の話であり、その間に照射後の冷却を行なっていればいいわけで、気にすべきポイントではない…とはいえるのだが、個人的には、プレミアムカートリッジの方がテンポ良く、ストレスなくケアできるように感じる。
広い箇所を、できる限りムラなくケアしたい場合には有効だろう。
◆ラージカートリッジ
ラージカートリッジと名がついてはいるが、プレミアムカートリッジと同サイズだし、パワーも低め。寿命も短く、チャージにも時間がかかるように感じる。
ただ安価なので、「あまりお金はかけたくないが一応の予備として」「使用する複数人の中の、毛が薄めの人用として」という理由で購入するのはありかもしれない。
まぁお金に余裕があるなら、プレミアム、ストロング、エクストララージのどれかの方がいいだろう。
◆美顔スキンケアカートリッジ
こちらの美顔スキンケアカートリッジは、脱毛ではなくお肌をきれいにするための美顔器である。
光を利用するのは同じだが、弱めの光をパシャパシャと照射し、その刺激で肌を活性化させるようだ。
このカートリッジ、私も所持はしており、何度か使用して確かにお肌のコンディションが良くなってる…ような気はしたのだが、面倒くさくなってやらなくなってしまった(脱毛だけで手一杯だった)。
よってレビューは書けない。ただ、特に女性層の評判はいいようだ。
ケノンを使いこなし、長期的なムダ毛ケア環境を自宅で
ケノンのメリットは、しっかりとした効き目がその第一だが、本格的な医療脱毛や脱毛サロンに比べればはるかに安価に済むこと、再び毛が生えてきても、その都度自分で処理できることにもある。
永久脱毛とされる脱毛法を施術されたとて、時間が経つと結局はある程度の毛が再び生えてくるという。そのたびに施術を受け直していては大変だし、お金がいくらあっても足りない。
それならケノンを手元に置いて、いつでも自分で対処できるようにした方がいいだろう。
デメリットは前述通り脱毛作業自体が大変であること(これはがんばって慣れるしかない)。また背中など、手が届かない場所は無理ということ(背中の処置を手伝ってくれる人がいるなら何より)くらいか。
ケノンを所持し、使いこなして、永久完全ではないものの、実質それに近い脱毛を実現させることは、とても賢い選択であると思う。