ケルセチンはタマネギに含まれるフラボノイド。胃腸を癒やしてリーキーガットを治すのか?
ケルセチンという栄養素をご存じだろうか。
ひょっとすると耳慣れない成分かも知れないが、タマネギなどに含まれる栄養素だ。
ただもっともソレが多く含まれるのは、タマネギの中でもタマネギの皮……である。そういう面でも、あまりメジャーではない栄養素かも知れない。
そのサプリを、例によって海外通販にて買ってみた。
リーキーガットに効くというケルセチン
もともと、なぜケルセチンを使ってみようかと思ったのかというと……
ケルセチンが、リーキーガットに効く、という話を耳にしたからだ。
リーキーガットとは!? という話をするとかなり長くなるので、詳しく知りたい方はネット検索して頂くのが一番ではあるのだが、
簡単にいえば、様々な原因により、胃腸の粘膜が損なわれ、内臓の内的バリアーが破れた状態になっている、というものだ。
人間の消化器官というのは本来良くできたもの。
通常の場合はよほどおかしなものを食べない限り、食材に含まれる微量な毒素や体に悪い成分は体に取り込まれないようになっているのだが、リーキーガット状態でバリアに穴が空いていると、そこから体に悪いものがどんどん進入してしまうのである。様々な体調不良やアレルギー症状の原因となる。
さて私自身のことを考えると、かつて、毎晩大量の酒を飲みアヤシいサプリやアヤシいお薬(非合法なものには手を出してないですよ)もやっていた、という時期は、あきらかにリーキーガットだった。
当時はリーキーガットという言葉はもちろん、腸のバリアーが云々という発想すら持ってはいなかったが、いま思えば間違いない。
何を食べても胃もたれして具合が悪くなる。咳、くしゃみ、鼻水がとまらない。体がかゆくなり謎の湿疹が発生する。
それら怪しげなものを控えるようになった昨今においては、そういった症状もかなりよくはなったのだが、それでもある種の後遺症が残っている模様。
なにかちょっと苦手ものを食べたりすると、すぐ調子を崩してしまうのだ。
そういう体に悪影響のあるものは避けるのが基本方針ではあるし、悪いものを敏感に察知できるというのも有益な面はあるのだが、度を過ぎると面倒で不便である。
少々のことではびくともしない、強い内臓……が欲しいのは、いうまでもない。
それでこいつを試してみることにしたのである。
ケルセチン、その他の効能
もちろん、リーキーガットに対する効果以外にも、ケルセチンには様々な効能があるといわれている。
まずは抗炎症作用。体内の慢性的な炎症を抑えることで、体や頭脳のコンディションアップが期待できる。人によっては、慢性炎症により「腫れて」しまった臓器が治ることにより、体がスマートになる場合もあるとか。
続いては抗酸化作用。活性酸素の害をふせぎ、若々しさを保つ。
体脂肪低減効果に対する効果もあると言われている。運動と組み合わせると、脂肪をボンボン燃やしてくれるのだそうな。
血液をサラサラにしてくれるので、血流の改善、動脈硬化や高血圧の予防にも役立つとされている。
NATROL(ナトロール)社製、ケルセチン500mg
さて取り寄せたのは、海外サプリでお馴染みNATROL(ナトロール)社製、ケルセチン500mg。
ちょっと大きめのカプセルに入りで、黄色い粉の中に茶色いものも混じった、いかにもタマネギ成分って感じの外見である。
レビューによれば、これを飲んだだけで大幅に体重・体脂肪が減少した人もいるそうな。
とりあえず一日1~2カプセル、食後にでも飲み続けて、試していこうと思う。