胃・腸・肝を同時に元気に。脂質処理に秀で、肝臓にも好影響な消化酵素
日常生活のレベルを大幅に向上させてくれる消化酵素。
消化酵素剤で消化を助けると、それだけで疲れ知らずになったり、体調がいいまま睡眠時間が短くなったり、頭脳の働きが良くなったりで、実に良いことずくめである。
というわけでいろんな消化酵素をドラッグストアだの通販だので買い集め、その効果を比較していたことがあったのだが、そのときに試したひとつが、本日紹介するニッスイガロールなのである。
ニッスイガロールの胆汁末
日水製薬株式会社製、ニッスイガロール。
そのメイン成分は、動物の胆汁を凝縮した、胆汁末といわれるものである。
胆汁とは肝臓から生成される物質だ。食品中の脂肪を乳化させ、脂質消化酵素リパーゼで消化しやすい状態に変化させるなど、消化吸収を補助してくれるのだそうな。
また肝臓の解毒作用をサポートし、老廃物や体にとって悪いものを排泄する作用もあり。健康や体調のために、じつに大切なものなのだ。
もちろん人間の肝臓も胆汁を分泌しているが、あまり油っこいものを食べすぎたりすると、肝臓による胆汁の生成が追いつかなくなる。
肝臓は疲弊し、胃腸も股消化不良で疲弊する。体に良くないものが、体の中にとどまりっぱなしになる。
そういうとき、この胆汁末が助けとなるわけだ。
胆汁末そのものが胆汁のかわりをしてくれるわけではないようだが、胆汁の分泌を促進してくれる効果がある。
胆汁末の他には、様々な消化剤でおなじみ、ビオヂアスターゼ2000 も入っている。
こちらは炭水化物やタンパク質を分解する消化酵素。
胆汁末とビオヂアスターゼ2000 のタッグで、タンパク質、炭水化物、脂質の三大栄養素の消化はすべてフォローできるのだ。
飲んでみた感想は?
さて中身はこんな感じ。
なかなか小粒だが、かなり独特のにおいがする。これが胆汁のにおいなのであろう。
飲むのは成人であれば一回5粒を毎食後に。細かいのを5粒も飲むのは面倒な感じもするが、量の微調整ができると考えれば逆に親切な仕様ともいえる。
口の中に放り込んでみると、これまた独自の風味と苦みが感じられる。ただ、この味、風味、においが神経系統を刺激し、消化器官を活性化させてくれるのだともいわれている。
油っこいものを食べた後これを飲むと、確かにスッキリする。
肝臓の負担を軽減するところもあるので、疲れが取れて元気になる感覚もある(慢性疲労は肝臓の疲弊が原因であることも多い)。
お酒飲みでこってり好きな方に
私が日常使っている消化酵素はいまのところ強力わかもとなので、常用はしていないが…
- 油っこいものを食べたとき
- さらにはお酒も飲んだとき
このニッスイガロールを飲むと、次の日の体調がとても楽だ。
こってりしたおつまみを取りながらお酒を飲むのが好き! という方に、非常な助けとなるだろう。