メディシンボールは腹筋の強度を高める。一家にひとつ、オススメです
メディシンボールというトレーニンググッズがある。
上の写真のようなものだ。一見するとバスケットボールかなにかに見える。
どんな特徴があるのかというのは、持ってみれば分かる。
重い。―――商品によるが、2~10キロぐらいある。
その重さを使って、筋トレに使用するのだ。
さまざまなメディシンボールの使い方
使用法は様々である。
ただ両手で持って、振り回してもいいだろう。
持ちながら、スクワットをしても良いだろう。
安全な場所・状況で行うのはもちろんだが、投げるトレーニング方法もある。
金属製のダンベルなどとは違い、重たくてもやわらかい素材なので、安心して取り扱えるのがナイスなところ。
もちろん、見た目以上に重たいグッズではあるので、その重さをコントロールし損ねないようには気を付ける必要はあるが、ちょっとやそっとの接触なら怪我をしたり、物品を破損したりといった心配もない。
通常のウエイトトレーニングより、体幹やインナーマッスルに効くとされ、自然な筋力アップにつながるとされている。
腹筋の強度を超強める
さてこのメディシンボール。腹筋運動のお供として超優秀。
使い方は単純だ。寝転がった体勢から上体を起こす、いわゆるシットアップやクランチを行うとき、お腹の上に乗せておくのだ。
両手で、ボールを抱え込むように固定する。自然と、身を起こす際、ボールが腹筋に押しつけられる形になる。
それだけなのだが、それだけのことで、腹筋運動の強度がかなり高まる。
ボールの重さのおかげで体勢が安定するので、むしろ動作がやりやすくなるように感じるかも知れないが、調子に乗って回数をこなしていると、あとになって腹筋に、
「引きつるような痛み」
が走り、悶絶するハメになる可能性もある(特に普段運動不足な人の場合)。
逆にいえば、少ない回数で、腹筋をしっかり鍛えることができる。
普段腹筋運動を日課にしているという方は、このメディシンボール、試しに使ってみられれば、非常にグッドな効果を期待できるかも知れない(前述の通り負荷が大きいので、最初は少なめの回数から始めよう)。