みなさん、有意義な毎日を過ごしておいででしょうか。

 仕事、勉強、運動、創作活動……

 我々の人生には、やるべきこと、やりたいことが多くあります。

 そういった事柄を、毎日、後悔なくきちんとこなせておりますでしょうか?

意思力を継続するために

 ガンガン自分を成長させ、ハードワークにたくさんのことを成し遂げるバリバリ人間になりたいとは多くの人が願うところ。

 そのためにバッチリ予定の詰まった1日のスケジュール表などを作ってもみるのですが、なかなかに予定通りにはいかない。2~3日は予定を遂行できても、それ以後は続かなかったりします。

 どうしても、意欲、気力というものが萎えてしまうからです。

 そうして一度サボってしまうと……「次回はしっかりやるぞ」とは思うものの、結局はなんだかどうでもよくなってしまい、サボりが癖になってしまいます。

 それを防ぐには、日常の細かな部分で、意欲や気力…つまり意思力を途切れさせない工夫が必要です。

 もちろん大前提として、心身を健康に保つこと、あまりに無茶な予定やノルマを自分に課さないことは大切です。そのうえで、サボりたい、遊びたいという誘惑が自分の中に芽生えたらどうするか。

 そういうときの対処法をご紹介したいと思います。

意思力を回復させるには

ゆっくりと呼吸する

 作業中、疲労や飽きを感じたなら、まず心を落ち着けることにしましょう。

 椅子に座ってでも立ってでもかまいませんが、姿勢を正し、目を半眼にしましょう。

 そしてゆっくり呼吸します。

 基本的に、鼻から吸います。吐くのは鼻からでも、口からでも、お好きな方でどうぞ。

(吸って~~~~)

 と心の中で唱えながら、ゆっくりと吸っていきます。

(吐いて~~~~)

 吐くときも同様、心の中で唱えながら、ゆっくりと吐きます。

 呼吸のペースを、1分間で4~6回までに抑えることが理想です。

 一度の呼吸に、10~15秒かけるかたちとなります。大変そうに思えるかも知れませんが、実際にはそんなに難しいものではありません。ちょっとの練習で出来るようになります。

 この簡単な呼吸法―――簡易的な瞑想を5分も続ければ、あなたの身心はあっさりリフレッシュし、作業を続ける意思力、自制心を取り戻していることでしょう。

ちょっとした運動をする

 デスクワークに飽きてきたなら、ちょっとした運動をするのも有効です。

 外に出て走ってこいとは申しません。その場で出来る、1分足らずの運動に、心身をリフレッシュさせるすばらしい効果があります。

 手頃なのは、スクワットでしょうか。畳半分のスペースがあれば出来ますし、1分でもそこそこの運動量を得られます。

 また下記のようなゴムボールも、結構優秀。ちょっとした合間合間にグニグニするだけで、かなりいい感じの気分転換が得られます。

股関節のストレッチをする

 立った状態で両足を大きく開いて、ゆっくり腰をかがめていきます。

 お相撲さんの構え―――四股に近い体勢を取るのです。

 またゆっくり、元の状態に戻り、再び腰を下ろして四股の体勢となり、また元に戻り……

 これを何回か繰り返します(気持ちいいと感じられる範囲内で)。

 これをやると、体がカッカとあたたかくなり、やる気がみなぎってくるのを感じるでしょう。

 スポーツ選手たちも、自身に気合いを入れる際に、よく取り入れている方法です。

 野球選手が打席に入る前、準備運動的にこういう動作をとっているところを、見たことがあるのではないでしょうか。

おしりに力を入れ、肛門を締め上げる

 立った状態でおしりの筋肉に力を入れ、ギュッと肛門を締め上げるような形を取ってみましょう。

 最初は、ちょっと難しいかも知れません。おしりがくすぐったいような、肛門がむずがゆくなるような感じになるかも知れません。

 だとしたら、ちょっと練習要。

 おしりの筋肉に、力を入れる→緩める→入れる→緩める、を繰り返し、おしりの筋肉を鍛える必要があります。

 そうして違和感なく、おしりに力を入れ、肛門をギュッと締め付けられるようになったとき。

 あなたは極めてレベルの高い身心の安定感。そしてふつふつと沸き上がってくるやる気を感じることでしょう。

 自分自身が、これまでより数段、強い存在になれたかのような感覚です。

外に出て、土や植物に触れる

 時間と状況が許すなら、ちょっと散歩に出て、植物や地面に触れてみましょう。

 緑のある地で、土や植物の醸し出す香りを嗅ぐだけでもすばらしいリフレッシュが得られますが、それらに実際に触れてみることで、また別の恩恵を得ることも出来ます。

 現代人の体には、つねに微量の静電気がたまっているといわれています。

 様々な電気製品に常に接していることが原因です。これがさりげなく体に有害であるのです。

 定期的に、体内の電気を抜いてやった方が体にはいいのですが、そのために一番いい方法が、素肌で地面に触れること。

 アースと同じです。地面であれば、どれほどの電気でも無条件に吸収してくれるのです。

 別に裸足で駆け回れとはいいません(出来るならやってみてください。非常にいい気持ちになれます)。土と、植物のある場所へ行き、土に、木の幹に、触れてみてるのです。

 気分がスッキリすること請け合いです。

少量の砂糖を摂る

 砂糖の入った甘いものを摂ると、意思力が一時的にですが回復します。

 ただ重要なのは、ほんの少量にすること。

 大量の砂糖を摂ってしまうと、むしろ逆に意思力や集中力を破壊してしまうといわれています。

 体に悪いこと、ダイエットの大敵であることも、いうまでもありません。

 ポイントは、砂糖が脳にエネルギーを与える……ことが重要なわけではない、ということです。

 もちろん糖質は脳にとっての栄養ですが、ここで少量の砂糖を摂ることの目的は、脳の中の動物的本能に対し、メッセージを送ることにあるのです。

 何も摂取してない状態において、くたびれた脳はこういう状態になっています。

「エネルギー不足だよ。ピンチだよ。省エネモードには入って、体力の浪費は控えよう」

 そう考え、脳は体を必死に休ませようとします。ダルくなり、眠くなり……作業を続けたいという意欲を奪い去るのです。

 そこに、少量の栄養素を送り込んだらどうなるか?

「いま、体内の栄養はプラスにむかってるよ。完全ではないけど、省エネモードに入るほどではないよ。さあ、このエネルギーがある内に、次なる食料を得るため、バリバリがんばろう

 脳はそう判断し、全身に働き出すよう命令を下します。眠気は消え、ダルさも消え、やる気がわいてきます。

 しかし、食べ過ぎてしまうと、それがこうなります。

「もう体内のエネルギーは満タンだよ。もう食べ物を探す必要もないよ。のんびりすごそう」

 そうして体はダルいまま、眠たいまま、やる気も意欲もさっぱり回復しない、となってしまうわけです。

まとめ

 やる気がなくなったり、気が散ったりするようになったときは、無理に自分を批判したり、叱咤するのではなく、その意思力が低下した現状を冷静に受け入れ、観察することが重要です。

 エネルギー不足? 長い時間同じ姿勢で体が鈍ってる? 部屋にこもりきりで気が滅入ってる? ひょっとすると、本当に深刻なレベルで疲弊していたり、風邪を引いていたりするかも知れない。

 それをきちんと自己分析して、適切な対処をするようにしましょう。

【writer : doku】