iHerbお買い物ガイド

 当ブログでは、様々な記事においてしょっちゅう、日本では売られていない海外製の食品や調味料、サプリを紹介しています。

 それらをどうやって入手してるのかというと、外国への発送もおこなってくれる通販サイトを使って「個人輸入」しているのですが、そのとき利用しているのが、アメリカにおけるサプリ・健康食品系通販サイトにおいては再大手になるiHerbです。

 ここでは、iHerbを始めて利用される方向けに、その利用方法及び注意事項を書いてみようと思います。

そもそもiHerbとは

 iHerbはアメリカにあるオンライン通販サイトで、サプリ・健康食品系の商品を販売するサイトとしては世界最大のひとつになります。

 アメリカの会社ですが、日本への発送もおこなっておりますので、商品の個人輸入にも利用することができます。

 実はこのようなサプリ・健康食品の個人輸入に対応している企業(サイト・オンラインショップ)、たくさんあります。小~中規模の企業でしたら、おなじみアマゾンや楽天にも登録しているショップもあります。

 そういったショップだと、アマゾンや楽天を介して取引できるので、心理的に敷居が低い、という点もあり利用者も多いのですが、どうしても品揃えが満足できるものではないのがマイナス点。

 その点iHerbは前述通り世界最大のオンラインショップのひとつ。なにをもって世界最大というか? 企業規模とか株価とかいろいろあるでしょうが、ユーザーにとってはその品揃えの豊富さです。

 より有益で、専門的で、そしてマニアックな海外製品を探し求めるユーザーたちは、最終的にいつかはiHerbにたどり着くのです。

海外通販の基本的な流れ

 さてまずはお買い物の仕方について基本的なことを。

 海外通販はすなわち「個人輸入」であり、ゆえになにか特別なことをしなくてはならないのでは、と思っておられる方もいるかもしれませんが、基本的にはそれほどでもありません。

 やりかたは通常のネット通販と変わりません。

  1. 気に入った商品をカートに入れる。
  2. 買いたい商品をすべてカートに入れきったら、カート画面から決済画面に進む。
  3. 初めての買い物なら、住所(国を含めて登録する必要があります)、氏名、連絡先、そしてクレジットカード番号などを登録しアカウントを作る(iHerbの場合代引きも可。ちょっと高くなりますが)。
  4. 注文内容、登録情報に間違いがなければ注文確定!

 以上です。

 海外発送だから送料が高いのでは? と思われるかも知れませんが、iHerbの場合、だいたい¥400~¥800くらいで日本に届きます。

 何故か日によって値段が大きく違ったりするのですが、¥400の送料なら国内通販でも安い方です。¥800でも高すぎる、ということはないでしょう。

 また$40USD以上の注文なら送料無料になります。これも国内通販同様、送料を浮かせたいならある程度まとめ買いをするようにするといいでしょう(ただしまとめ買いのしすぎも問題となります。詳しくは後述)。

 届くのはたいてい注文から一週間程度かかります。その辺はさすがに国内大手通販には劣りますが、それでも外国から一週間で物が届くというのは、なかなかに凄いことだと考えてよいのではないでしょうか。

 このように、iHerbでの海外通販―――個人輸入は、おおまかにはほとんど国内通販と変わりありません。

 ただ、「細かい部分」で気を付けるべき部分、ルールや規制などもあります。それについてはまた後で述べるとしましょう。

まずはサイトを日本語設定しよう

 それではiHerbにさっそく行ってみましょう。

 アメリカの会社ですが、日本からアクセスした場合はたいてい日本語対応のサイトにたどり着くはずです(上のリンクアドレスも日本語サイトになる https://jp.iherb.com/ です。jpが日本の意ですな)。

 けれども万が一、日本語対応ではない、英語のままのサイトに着いてしまったとしても……

 心配はご無用です。ページの左上部分、下記の画像において赤丸がついているところをクリックしてみてください(スマホ版でも、上の方に似たようなものがあるはずです)。

iherb言語設定

 ユーザーの「国」「言語」「通貨」をそれぞれ設定することができます。

 国を「Japan(日本)」に設定しましょう。すると勝手に言語は「日本語」に、通貨は「JPY(¥)」に変わるでしょう。

 その後「Save Preferences(設定を保存)」ボタンをクリックすれば、サイト内全部―――ではありませんが、かなりの部分が日本語化された日本語版サイトに移動するはずです。

 あとは日本の通販サイト同様に利用することができます。

 検索フォームに関しても、かなりの精度で日本語に対応してくれます。

 またiHerbには日本の顧客用に、日本語の分かる(というか多分日本人の)担当スタッフが在籍しておりますので、問い合わせ等に関しても安心です。

 上のページのコンタクトフォームにもある、

 【japan@iheb.com】

 というのは日本人向け問い合わせメールアドレスなので、なにか知りたいことがある場合はこちらを利用するといいでしょう。

 商品に不備があった際の返品・返金要請などにも柔軟に対応して貰えるとのこと(後述するポイントで返金して貰えるようです)。

お得な割引システム

(注・割引関係に関して、iHerbでは規約がしょっちゅう変更されます。ここに書かれた内容はひょっとするともう変わっているかも知れません。ご自身で確認要です)

 もし初めてiHerbを利用される場合(2018/07/04追記。新規だけでなくリピーターもOKになりました)

 他人の紹介コードを使うと、5%オフになります

 紹介コードとは?

 iHerbの会員になると誰でも貰えるものです。

 その紹介コードを介して注文すると、注文した人は5%offになり、紹介コードの持ち主には注文額の5%の紹介ポイントが貰えます。

 例えば私の紹介コードは「WJL4394」です。

 当サイトに貼ってあるiHerbへのリンクにはそのコードが含まれておりますので、当サイトのリンクを通ってお買い物をすれば、自動的に5%offになるはずです。

 またカート画面のコード入力欄にその紹介コードを手動で入力することでも割引を得ることができます(半角英数字で、前後にスペースなどが入らぬよう気を付けましょう)。

iherbコード適用例

 上記のように、カート画面において割引(紹介)コードが表示されてあればOKです。

 くりかえしますが、iHerbは割引関係の規約はしょっちゅう変わります。

 例をあげれば、紹介コードによる5%OFFは、2018年初頭まで、初回限定ではなくいつでもOKだったのです(2018/07/04追記。繰り返しになりますが、やっぱりリピーターもOKになったみたいです)。

 ここに書かれていることも、いつの間にやら「もう変わったよ」ということがあるかも知れません。

 気がつけば更新するように心がけていますが、確実とはいえません。正確な情報を得たい場合は、他サイトや本家サイトの情報も参照するとよいでしょう。

ロイヤルティクレジットは期限に注意

 さてiHerb、会員登録をしてお買い物をすると、多くの通販サイト同様ポイントが貰えます。

 貰えるのは注文金額の5%(2018/07/20、10%にアップしました。ただし有効期限は60日と短くなったようです)。ロイヤルティクレジットと呼ばれるものです。

 前述の国・言語・通貨設定で日本円設定にしていれば、マイアカウントの画面において、そのロイヤルティクレジットがいくらかを確認できるはずです。

iherbクレジット

 このポイント、次回の買い物において自動的に使用される(ポイント分が割引される)形となりますが、実は期限があります。

 ロイヤルティクレジットの場合、マイアカウント画面における「ロイヤルティクレジット」の下に、期限の表記があります。

 「太平洋標準時」とあるように、日本時間ではなくアメリカ時間のようです。

 時差は太平洋標準時の方が日本より16時間遅れておりますので、仮に表記が6/1の23:59:59であった場合、日本時間においては6/2の16時くらいまではOKということになりますが……

 なにかの不具合やトラブルがあるといけないので、念のため表記の2~3日前までに使うようにしておくとよいでしょう。

紹介ポイント(リワードクレジット)の注意点

 またもし紹介コードを使って紹介ポイントを得ていた場合は、やはりマイアカウントページに紹介クレジットというものも表示されていることでしょう(サイト内ではリワードクレジットとも呼ばれています)。

 これもロイヤルティクレジット同様、次回の買い物で自動的に使える……のではありますが、ちょっとやることがあります。

 マイアカウントページ左側のメニューバーの最下段、「紹介プログラム」の「規約と条件」というところをクリックし、その先の文章を読んだ上で、(規約に)「合意する」ボタンを押すのです。そうしないと、仮に紹介クレジットがあったとしても、使用することはできません。

iherb紹介プログラムについて
(スマホの場合は、「ダッシュボード」の文字の左にある三本線「≡」をタップすると出てきます)

 またこの紹介クレジット、ロイヤルティクレジットと異なりマイアカウントページのトップ画面では確認できませんが、やはり有効期限もあります。

 利用可能になってから、180日です(ちなみに売り上げが発生してから利用可能になるまで30日程度かかります。その間キャンセル等が発生するとなくなります)。

 それまでに使用するようにしましょう。

 また月末に300ドル以上の紹介クレジットがあった場合は現金化することもできます。

 まあそんなに溜まることはそうそうないでしょうし、現金化するとしても振込手数料等かかりますので、とりあえずは気にしなくていいでしょう。

 また紹介クレジットの年間獲得数が600ドル以上になった場合―――一時的に「制限により使用不可」という状態になり使えなくなることがあるそうです。

 これはアメリカの法律で、一定以上の所得が発生した場合は所得者の税金情報を提出しなくてはならない、という決まりがあるからなのだそうな。

 その税金情報を提出したらまた使用が再開できますが、注意すべきはそれまでの「制限により使用不可」の間、もし前述の180日の有効期限が過ぎてしまった場合

 期限切れになった紹介クレジットは、なんと容赦なく消滅してしまうのです。

 もし「制限により使用不可」になってしまったときは、出来うる限り早急に税金情報提出の手続きを行うべきでしょう。

“個人輸入”の注意事項

 さてある意味本番。個人輸入に関しての注意事項です。

注文金額を¥15,500-抑えるようにする

 一度の注文金額が¥15,500-を越えると、関税の支払い義務が発生する可能性が出てきます。

 実際には16,600円くらいまでは大丈夫だそうなのですが、ショッピング時に表示される日本円は、あくまでその時点での米ドル-日本円レートによる計算

 いざ関税を通関するときの為替レート次第では、それより上の額になっている可能性もあり、そうなると課税の対象になってしまうという訳です。

 余裕を見て¥15,500-以下にしておけば、まあ関税に引っかかる心配はないだろう、という考えです。

 もし関税が発生した場合は、配達してくれた運送屋さんに支払う形となります。

 iHerbの場合、一度の注文で高すぎる金額になった場合、「運送会社価格上限を超えている」という理由で注文が通らなくなるので、一見その心配はないようにも思われますが……

iherb運送会社の価格上限

 それでも関税が発生してしまうパターンもあります。詳しくは次項。

短いスパンで注文しすぎない

 もし注文金額を¥15,500-以下に抑えていたとしても、あまり短い期間に何度も注文をしていたら、一口の個人輸入と見なされて関税の対象とされることもあるようです。

 そういった場合は、配達時、運送屋さんに関税を徴収される可能性があります。

 お買い物はせいぜい週に1度程度にしておくとよいでしょう。

食品は10kg以下に収める

 一度の注文で発注した食品(プロテインやサプリも含む)の重量が10kgを越えた場合、税関で止められるケースもあるようです。

 iHerbの場合、やはり運送会社の「重量制限を超えている」という形でストップがかかるようですが、念のためご自身でも気を付けるようにするといいでしょう。

iherb運送会社重量制限

 プロテインなどのまとめ買いなどをしたい際は注意です。

サプリは基本2ヶ月分まで

 サプリ関係は、基本的には2ヶ月分までの注文にすべき、といわれています。

 実際には、飲むのに数ヶ月~一年以上かかるような品を注文しても問題になることはほぼないようですが、不安な方は、一度の注文数は控えめにすると良いでしょう。

 ただし以下のような準禁制品要注意

【2ヶ月分まで】

  • メラトニン
  • DHEA
  • 7-Kento
  • 5-HTP
  • タウリン
  • ヨヒンベ

【1ヶ月分まで】

  • エストロゲンサプリ
  • ヨウ素カリウム

 などの品々は、明確に「◯ヶ月分までの注文しかできない」と決められています。それをオーバーした量を注文すると、税関で没収される可能性があるのです。

 iHerbのほうで教えてくれる場合もありますが、

iherb準既製品注意表示

 たまにサイトを見ていて、

「あれ!? これは2ヶ月制限あるはずだが、注意書きの記載がないぞ」

 という商品を見かけることもあるので、確実にではないようです。

化粧品は24個まで

 化粧品カテゴリ(洗髪関係や石けん、歯磨き粉なども含む)に類する商品は、

類目ごとに24個まで

 にしなくては、税関でケチが付く可能性があるようです。

 類目というのは、「化粧品」をメインカテゴリとした場合のサブカテゴリのことをいうようですが、具体的になにが「類目」でそこにどんな商品が含まれるのかはいまいち判然としません。

 ややこしいですので、化粧品っぽいものは一度の注文で24個まで、としておけばOKでありましょう(そんなに買えば十分でしょう?)。

輸入禁止品もある

 日本の法律で、日本に持ち込めない商品もあります。

  • ケルプ
  • フーディア
  • アロエベラ以外のアロエ
  • バニラ製品
  • 穀物と又その粉類(加工されているものや、ケーキミックスなど混合されている物 を除く)
  • ローストされていないナッツ
  • 種(加熱非加熱にかかわらず)
  • 豆類
  • 原料の一部にヘンプが含まれているもの
  • ペットフード
  • ペット用シャンプー
  • ペットサプリメント
  • 肉製品(ジャーキー類等、エキスも含む)が含まれているもの
  • 乳製品(チーズが使われた食品やギーなどはOKみたいだが…)
  • etc.etc

 といった品々です。

 iHerbのほうでも「これは個人輸入できませんよ」と教えてはくれるようではありますが、準禁制品同様、たまに注意書きが抜けている場合もあります。

税関関係のトラブルは自己責任

 もし税関において商品が没収されるなどした場合でも、iHerbはそれに関与しません。注文者と税関の問題だからです。

 最終的にiHerbサイドに商品の返却があれば、ある程度の返金はなされるようですが、「没収されてそれで終わり」となってしまった場合は、商品料金は普通に請求されます

 前述通り、iHerbはサイト内において、税関トラブルの起こらぬよう様々な配慮や注意喚起をしてくれますが、それでももし何かあった場合は自分でなんとかせねばなりません。

包装がちょっとアバウト…な場合もある

 商品の包装がちょっと適当な場合があります。

 ただ、これはiHerbの問題とはいいきれません。

 iHerbの、特に日本に対する発送・包装は非常に几帳面です。割れ物はしっかり梱包材や緩衝材で包み、無事日本に届くよう気を配ってくれます

 問題は、iHerbに商品を卸している海外メーカーが、やはり日本に比べればちょっとだけアバウトなところがある、という点です。

 例えば下の写真は私が先日頼んだグラノーラですが、

ボブスレッドミル・グラノーラ

 赤丸の付いている部分、最初から破れていました。

 内部には指で押して閉めるチャックが付いていますが、それも開いていましたので、中身がこぼれ出ていたとしてもおかしくはありませんでした(幸いこぼれてはおりませんでしたが)。

 こういった、「容れ物の隅がちょっと破れていた」というようなパターン、案外ちょくちょくあります。

 このような商品トラブルがあった場合、前述通り、コンタクトページから連絡を入れると、ポイントで返金をしてくれる場合もあるようですが……

 実質的に問題がないようなら、少々のことは勘弁してあげましょう。

 やっぱり、一から十まで神経質で几帳面な日本とは異なるのです。

 いちいち腹を立て、クレームを付けていてもキリがありません。ある程度のことは許容する度量も、海外通販をするに当たっては必要ではないでしょうか。

海外サプリの方が断然良い! というのは鵜呑みにすべきではない

 日本のサプリマニアたちの間からは、

「日本のサプリなんで成分量も少ないし質も低いしで、馬鹿馬鹿しくて飲んでられない。サプリはサプリ先進国たるアメリカ産に限る

 という声が良く聞かれますが、正直過大評価のきらいもあるんじゃないかなぁ、と感じます。

 確かにアメリカサプリは日本サプリに比べ成分量が多いものがほとんどです。

 またアメリカはサプリの品質に関する法律もあるようで、それゆえに「質が高いはず」と思われてもいるようです。

 とはいえ日本のサプリにはそれはそれで良い点もあります。やはり日本人に体質に合いやすいように作られているということです(もちろん確実に合う保証はありませんが)。

 質に関しても、特別日本製が悪い、とは感じません。もちろんメーカー次第ではあるのでしょうが、それはアメリカ産も同じであるように思います。

 なんにせよ、なんらかの栄養素のサプリを、海外製のマニアックなものも含めいろいろ試した結果、

「結局国産の有名製品が一番体に合っていた」

 という経験は、私自身幾度かあるので、

「アメリカサプリだから確実に日本製より良いはず」

 というような思い込みは、しない方が賢明であろう…と考えています。

最大の注意点。ここに書いてあることが当てにならない

 ポイント(クレジット)関係のところにも書きましたが、iHerbの規約ややり方はしばしばかわります。税関関係の法律に関してもいつのまにか改正されていた、ということはあり得ることです。

 またiHerbからの注意喚起も、100%確実ではないことはお伝えした通り。

 関係の最新情報をご自身でこまめに調べ、勉強される必要はあるといえます。

 iHerbの場合、カート画面の下のほうに、

「日本への商品配送について知っておくべきこと」

 という見出しの注意書きがありますので、定期的にそれを読み返されることを推奨します。

iherb個人輸入注意書き

気軽に賢くほどほどに、お得なお買い物を

 長々と注意事項を書いてきましたが、私自身は関税を取られたことも、税関トラブルに遭ったこともありません。

 それは上に書いたような内容を概ね把握しているからでもありますが、同時にやはりかなりの精度で(100%ではないとはいえ)、その手のトラブルが起きないようiHerb側が配慮、工夫をしてくれているからです。

 それほど気張る必要はありません。「気楽に賢くほどほどに」お得なお買い物を楽しみましょう。

【writer : doku】